「巻き肩」とは? そもそも「巻き肩」というのは医療用語ではなく、肩が前に出てしまっている状態の俗称なのです。 「巻き肩とは、猫背の状態の一形態」という事ですね。巻き肩の症状としては、単純に背中が丸まっている猫背と違い、背中側、肩甲骨の間が広がってしまい、結果として肩が前に出て、さらに腕が内側にまわってしまう状態になっているところが特徴です。 この時、肩が上がった状態を併発する場合があり、そうなるとひどい肩こりが常習化してしまいます。 実はこうした症状を訴える人は最近急に増えたわけではなく、昔からありました。ただ単に猫背と同一視されることが多かったようです。
巻き肩の症状 巻き肩の短期的な症状としては、ひどい肩こり、頭痛、腰痛、眼精疲労などが挙げられます。 また、靴の減りが早い、つまずきやすいといったことも。自覚症状がある人もいるのでは? 放っておくと、さらにいろいろな体の痛みの原因になります。長期的に見ると、頸椎症、筋緊縮性の耳鳴りやめまい、膝・ひじ周辺の痛み、外反母趾(ぼし)、五十肩、手の腱鞘炎といった症状につながっていきます。 女性の場合は大胸筋の短縮によりバストがへこんだように見えて貧乳になったり、形が変わってしまったりといったことが起こることも。
先ほども軽くお伝えしましたが、巻き肩は今にはじまったことではなく、スマホが普及する以前からありました。以前からデスクワークはありましたし、新聞や書物を利用して情報を収集し、それに伴い下を向く姿勢、丸まる姿勢を人々はしていました。 しかし、近年では書物や新聞など紙媒体に代わって、スマホやタブレット端末が利用されることが多くなりました。一見些細な違いに思えますが、実は紙媒体か電子端末かのこの違いも体にとっては大きな負担となります。
新聞や書籍も前のめりになりますが、ページをめくる動作をしたり、一つのものでは情報収集が完結せず、その他の動作も伴います。一方電子機器の発達に伴い、スマホまたはタブレットは、その中で情報収集が完結するので、同じ情報収集を行っていても以前より動作が少なくなっています。 少しでも動くことは、筋肉が硬くなるのを防ぐ上で大切です。特に、ページをめくったりする動作は、肩甲骨を動かすことにつながり、筋力低下も防ぎます。 筋力が低下すると、体を動かす事や、正しい姿勢を保つ事が出来なくなり、この状態が長期化することで体がそもそもの正しい位置を忘れてしまい、巻き肩慢性化の要因となります。
スマホに触れる時間が長くなると、下を向いて前のめりですごす時間も長くなっています。このような姿勢を続けていると主に体の前面の筋肉が縮こまってきます。 主に、首の横側、首の前(胸鎖乳突筋、斜角筋)肩と鎖骨周辺(僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋)、その他胸、脇、お腹の筋肉(広背筋等)などです。
このような部分の筋肉が硬くなると、体が丸まった状態が定着し、体を伸ばしたくても伸ばせなかったり、反らしたくても反らせなくなってしまいます。また、肋骨の可動域が低下し、正しい呼吸がしづらくなります。 実際の患者様はこりと同時に呼吸のしづらさや首の前のつまり感、胸のコリなどを訴えるかたもいらっしゃいます。
モバイル電子端末は、情報収集ツールとしてだけでなく、コミュニケーションツール(SNS)やビジネスツール、学習ツールとしての役割を果たすようになり、スマホやタブレットに触れている時間が長くなっています。 長時間小さい画面の細かい文字を見て目を酷使する事によって、肩・首のこり症状を引き起こす筋肉に負担がかかり、緊張が増す事は、医学的も認められています。
巻き肩になってしまう原因の1番の原因は「骨盤の歪み」です。 骨盤の歪み 猫背になっていたり、腰が反り返っている時、背骨の形は正しい姿勢の形と大きく異なっています。それは骨盤の向きによって決定され、骨盤が前に倒れていたり(前傾)、後ろに倒れていたり(後傾)すると背骨が丸まってしまうのです。そのため、骨盤を正しい位置に矯正すれば背筋も自然と伸びて巻き肩が解消されます。
みなさん、こんにちは。
暖かい日が増えてきて油断するのか風邪の方が増えています。
体調管理はとても大事!気を付けましょうね!
さて今日は最近よく耳にする「巻き肩ってなに?」という事をお話ししていきます。
「巻き肩」とは?
そもそも「巻き肩」というのは医療用語ではなく、肩が前に出てしまっている状態の俗称なのです。
「巻き肩とは、猫背の状態の一形態」という事ですね。巻き肩の症状としては、単純に背中が丸まっている猫背と違い、背中側、肩甲骨の間が広がってしまい、結果として肩が前に出て、さらに腕が内側にまわってしまう状態になっているところが特徴です。
この時、肩が上がった状態を併発する場合があり、そうなるとひどい肩こりが常習化してしまいます。
実はこうした症状を訴える人は最近急に増えたわけではなく、昔からありました。ただ単に猫背と同一視されることが多かったようです。
ではなぜ「猫背」ではなく「巻き肩」という言葉をよく耳にするようになったのか?
それは「スマートフォンやパソコンを長時間使う人が増えたこと」が原因の一つだと言われています。
TVやネットなどでは「スマホ巻き肩」なんて言葉もよく見かけますよね?
じゃあ「巻き肩と猫背の違い」って何?と思いますよね?
巻き肩・・・肩が内側に入った状態。肩甲骨が左右に広がっている
猫背・・・背骨が湾曲して、頭が前に出ている状態
つまり、簡単にいうと横の湾曲と縦の湾曲の違い。複合型の人ももちろんいるし、巻き肩になっていると前かがみになっているので、どんどん猫背にもなっていってしまう人も…。
恐いですよね(-_-;)
巻き肩の症状
巻き肩の短期的な症状としては、ひどい肩こり、頭痛、腰痛、眼精疲労などが挙げられます。
また、靴の減りが早い、つまずきやすいといったことも。自覚症状がある人もいるのでは?
放っておくと、さらにいろいろな体の痛みの原因になります。長期的に見ると、頸椎症、筋緊縮性の耳鳴りやめまい、膝・ひじ周辺の痛み、外反母趾(ぼし)、五十肩、手の腱鞘炎といった症状につながっていきます。
女性の場合は大胸筋の短縮によりバストがへこんだように見えて貧乳になったり、形が変わってしまったりといったことが起こることも。
セルフで巻き肩のチェック!
では自分で「巻き肩」になっているかどうかを見るには、こんな方法があります。
(1)まっすぐ前を向いて立って横から写真を撮る
肩と耳の位置をチェックしてみましょう。巻き肩は肩が耳より前にあります。
(2)リラックスして立って鏡で正面からチェック
だらんと下げた手の向きを確認しましょう。肩甲骨が内側に入っていると腕が捻転してしまっているので手の甲が見えます。正しい肩甲骨では正面からは手の甲が見えず親指が見える状態です。
(3)肘を伸ばしたままで手のひらを体の前に向けた状態で真横に上げていき、バンザイをした時に頭のてっぺんで、片方の手のひらともう一方の手の甲を重ねられるかどうかを見ます。
頭のてっぺんに両手を上げたとき、腕が耳より前に出てしまっている、あるいはバンザイしている間に、自分の腕が視界に入ってくるようなら巻き肩の疑いがあります。肩甲骨が内側に入っている人は、肩甲骨の上方回旋(上に向かって廻る)も同時に悪くなっているためです。
正しい肩甲骨の状態では耳の横か後ろに腕があります。
また、寝た姿勢でチェックする方法もあります。仰向けに寝たときに肩が浮いてしまう(肩と床の間にすきまが空く)人や、同じく仰向けに寝たとき、腕を体の脇にまっすぐ下ろした状態よりも、お腹の上で手を組んだ状態のほうが楽な人は、巻き肩の疑いがあります。
巻き肩が体に与える影響とは?
ではスマホやパソコンが長時間になると体にはどんな影響があるのでしょうか?
スマホ、パソコン利用が体に与える影響とは?
しかし、近年では書物や新聞など紙媒体に代わって、スマホやタブレット端末が利用されることが多くなりました。一見些細な違いに思えますが、実は紙媒体か電子端末かのこの違いも体にとっては大きな負担となります。
●動作の減少と筋力低下
少しでも動くことは、筋肉が硬くなるのを防ぐ上で大切です。特に、ページをめくったりする動作は、肩甲骨を動かすことにつながり、筋力低下も防ぎます。
筋力が低下すると、体を動かす事や、正しい姿勢を保つ事が出来なくなり、この状態が長期化することで体がそもそもの正しい位置を忘れてしまい、巻き肩慢性化の要因となります。
●姿勢への影響
主に、首の横側、首の前(胸鎖乳突筋、斜角筋)肩と鎖骨周辺(僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋)、その他胸、脇、お腹の筋肉(広背筋等)などです。
実際の患者様はこりと同時に呼吸のしづらさや首の前のつまり感、胸のコリなどを訴えるかたもいらっしゃいます。
●目の酷使
長時間小さい画面の細かい文字を見て目を酷使する事によって、肩・首のこり症状を引き起こす筋肉に負担がかかり、緊張が増す事は、医学的も認められています。
巻き肩の1番の原因とは?
巻き肩になってしまう原因の1番の原因は「骨盤の歪み」です。
骨盤の歪み
猫背になっていたり、腰が反り返っている時、背骨の形は正しい姿勢の形と大きく異なっています。それは骨盤の向きによって決定され、骨盤が前に倒れていたり(前傾)、後ろに倒れていたり(後傾)すると背骨が丸まってしまうのです。そのため、骨盤を正しい位置に矯正すれば背筋も自然と伸びて巻き肩が解消されます。
[良い姿勢のポイントは3つ]
(2)姿勢や骨盤が乱れやすい生活習慣や癖を改めること
(3)正しい姿勢、骨盤の位置をキープできる筋肉をつくること正しい姿勢を保つには、ムキムキな筋肉(外側)ではなくしなやかな筋肉(内側)が必要といわれています。そして、体幹インナーマッスルは姿勢を保つためにはとても重要です。
体幹インナーマッスルを鍛えるための「腹式呼吸を使った基本トレーニング」は、全部で5段階。
姿勢は仰向け、膝を立てた状態で行います。
(1):腹式呼吸で息を吐ききる:お腹が空っぽになるようにしっかり息を吐き、おへその下の部分(下腹部・丹田)が凹むように力を入れる。
(2):骨盤底筋を縮める:肛門をすぼめるように力を入れる。
(3):(1)と(2)を同時に行う:息をしっかり吐きながら、肛門をきゅっとすぼめる。
(4):腰を丸める:仰向けになった時に腰の部分にできる隙間をなくすように、腰を丸めて床に押し付ける。
(5):(3)、(4)の動作を同時に行う:息を吐きながら肛門をすぼめ、腰を丸めて床に押し付ける。
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