かくれ脱水の季節、春

冬の寒さも落ち着き、最近は随分と暖かくなりました！
この時期は案外知られていませんが、脱水を引き起こしやすい時期とも言われています。
脱水には軽度、中等度、重度の三段回が存在し重度は最悪場合、命に関わります。
ですが流石にこんな状態になるまで水分を取らない方はいないでしょう。
真夏に大量の汗をかいて起こす脱水でも中等度脱水と言われているくらいです。
ではここまでで重度、中等度とお伝えしましたが、軽度はどの程度の症状で、どの程度の水分が失われたら発症するのか、皆さんはお分かりになりますでしょうか？
今回は春だからこそ起こりやすい「かくれ脱水」についてお伝えさせて頂きます！

まず初めに、軽度脱水はどの程度の水分が失われると発症するのかですが、体全体の水分のうちたったの2〜5%の水分が失われるだけで症状が現れてしまいます！
人の体は体重の約60%が水分でできています。
例として体重が50kgの場合、30kgが水分で、そのうちの5%になると約1.5ℓの水分が失われると軽度脱水にあたります。

続きまして軽度脱水の症状についてですが、倦怠感、口や肌の渇き、頭痛やめまいなどが挙げられます。
症状としては些細なモノばかりですが、ご自身の体にこう言った症状は出ていませんか？
季節的なモノ、一過性のモノと切り捨てていませんか？
実際に春になる、春が近づくとこう言った症状が良く現れると言う方も多く見られます。

では何故春になると軽度脱水を起こりやすいのか、理由は様々ですがやっぱり大きな要因は気温の上昇でしょう。
冬と比べると過ごしやすい気温になりますが、寒さを感じなくなると人は気付かない内に汗をかいています。
すると冬と比べて体の外に出ていく水分量は増加し、脱水症状を引き起こしやすくなります。
あとは行楽シーズンなのでお酒をよく飲むようになったりも理由の一つでしょう。

こう言った春に起こりやすい脱水症状は基本的に日常生活に支障を来さない症状ばかりですが、体が水分不足に陥っていると言う明確なサインです！
春こそしっかりとした水分補給をお願いします！