外反母趾について2

ゆずの木整骨院

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外反母趾について2

各症状について

2024/03/28 外反母趾について2

前回の投稿に続き、今回は足の指が上手く使え無い事が外反母趾の原因に繋がる事をお伝えさせて頂きます。
足の指を上手く使う上で重要になってくるのが伸筋、屈筋、そして母趾内転筋になります。
前回、重心が踵と小指側に乗りやすくなる事で指の筋肉が上手く使えなくなるとご説明しましたが、使えなくなるのがこの筋肉になります。
伸筋は縮こまり指を反らせ、屈筋は常に引っ張られた状態で指を曲げれなくなって行きます。
母趾内転筋は文字通り母趾を内側に向けてくれる筋肉ですが、ほとんどの人がこの筋肉が弱化しています。
これにより、足裏の縦と横に存在するアーチが崩れ扁平足となってしまいます。
外反母趾を改善するにはまず足のアーチを復元するのが最優先になって来ます。
アーチを復元するにはまず足底の筋肉、屈筋の緊張を取る必要があります。
しかし屈筋の緊張を取っても足の甲側、伸筋が硬ければ足の指は上手く動きません。
ですので屈筋の緊張を取った後で伸筋のストレッチを行います。
これにより足の指が上手く動くようになってくると扁平足は改善されて行きます。
そこから更に外反母趾を治すにはもう一つの母趾内転筋の出力を上げる必要があります。
こちらも先ほどの屈筋と同じく引き伸ばされて機能しなくなっているので、緊張を取ることが重要になって来ますが、母趾内転筋はそこから更に使えるように運動を入れていく必要があります。
こうして足回りの筋緊張を取り除き、筋肉を正しく使えるようになって初めて扁平足や外反母趾を改善する事ができます。
外反母趾、扁平足でお悩みの方はぜひ一度当院にお越し下さい。

 

 

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