足底筋膜炎について

足底筋膜炎とは、足裏にある足底筋膜という組織に炎症が起こり、足の裏が地面につくたびに痛みが走る症状です。
スポーツなどによるオーバーユース(使いすぎ)、長時間の歩行や立ち仕事、不適切なシューズの使用、硬い路面でのトレーニング、足の筋力不足や柔軟性の低下、足の形の変形（扁平足や外反母趾）などが挙げられます。

この中でも特に原因になりやすいものが足の変形になります。
本来であれば人の足には土踏まず(縦アーチ)が存在し、そもそも足の裏全体が地面につかないようになっています。
ですがこの土踏まずが崩れ、扁平足になってしまうと、何もしなくても足底筋膜は常に引っ張られた状態になってしまいます。
さらに足の裏の設置面が増える事で、本来であればあまり地面に接しない筈の足底筋膜が地面と接する事になり、足底筋膜にかかるストレスが増加します。
この状態が続く事により、足底筋膜炎は発症します。

治療としてはまずは炎症を抑えることから始まり、足底筋膜にかかる負担を軽減する為に周辺の関節や筋肉の柔軟性をつけていきます。
関節や筋肉が柔らかくなる事で血流が良くなり、回復が早まります。
関節が正しい位置に戻り、正常な可動域を取り戻すと足底筋膜にかかる負担も軽減されていきます。

当院では数多くの足底筋膜炎を治療してきた実績があります。
足底筋膜炎でお悩みの方は、ぜひ一度当院にお越し下さい。