『ダイエット細胞』褐色脂肪細胞ってご存知ですか？

褐色脂肪細胞とは、人の体の背中側、特に肩甲骨の周辺に多く存在する細胞の名前です。

この細胞の仕事は、体の中の余分なエネルギーを熱に変換してくれると言うものです。

褐色脂肪細胞は活性化すると体内の余分な「脂肪や糖質」を「熱」に変換してくれるので、「ダイエット細胞」なんて呼ばれる事もあります！

この細胞がしっかりと機能している人は体温が高くなり免疫力も強く、更には太りにくく痩せやすい体質を獲得できます！

そんな素晴らしい機能を持ったこの細胞は、赤ちゃんの時に最も多く、成長に伴い少しずつ減少していってしまいます！
20代になる頃には赤ちゃんだった頃の約4割程度まで減少し、その後もどんどん減っていき

50歳を迎える頃には全ての褐色脂肪細胞が消失してしまうと言われているので、それまでにしっかりとこの細胞を活性化させて健康な体を手に入れてましょう！

褐色脂肪細胞は、「冷え」「肩甲骨の動き」「咀嚼」などの刺激で活性化します。
ダイエットを目的とする場合、

運動としては水泳が理想的で、水に浸かる事で体を冷やし褐色脂肪細胞を活性化させながら

全身運動、有酸素運動を行えるので体の余分なエネルギーをごっそりと消費する事ができます！
水泳が難しい場合は冷水シャワーなどを浴びるだけでも効果があると言われています！

食事に関しては口に含んだものをすぐに飲み込むのでは無く、何度も噛む事が重要になってきます。
何度も噛む事によって褐色脂肪細胞が活性化し、満腹中枢も刺激してくれるため過食せずに済むので、食べても太りにくくなります！

褐色脂肪細胞は肩甲骨周辺に多く存在する為、肩甲骨を大きく動かす様な運動を多く取り入れるとその機能が増大します。
ですが猫背、巻き肩と言った不良姿勢をとっていると肩甲骨の動きが悪くなり、褐色脂肪細胞の機能が衰えてしまいます。

体温と免疫力を上げ、太りにくく痩せやすい体を手に入れたい方は是非「正しい姿勢」と「肩甲骨の運動」を意識してみて下さい！