肩こりとは

肩こりとは、肩、もしくは首周辺の筋肉が過度に緊張することにより血行が悪くなり、可動域の制限、痛み、だるさを起こす症状です。

肩こりの主な理由は不良姿勢、長時間の同姿勢、重量物を長時間担ぐ、ストレス、血流不全などが挙げられます。

肩こりはとても身近な症状ですが、放っておくと様々な重篤な症状を引き起こしかねない危険性もあります。
 

肩こりで最も多い原因は不良姿勢です。

ストレートネックは首や肩の筋肉に常に負担をかけ筋肉を緊張させます。

さらにストレートネックの状態は巻き肩にも繋がりってきます。

巻き肩の状態は胸の前の筋肉（大胸筋）が縮んだ状態で、これも肩や首の筋肉、神経、血管に負担をかける原因になります。

結果、脳に十分な血液や酸素を送ることが出来ず頭痛の原因になったり、首や肩周辺の血行が悪くなり血栓などが発生し脳卒中の原因になったり、

緊張し過ぎた筋肉が首の椎間板を外に押し出し頸椎ヘルニアを引き起こすリスクが発生します。

胸の筋肉の緊張が強い場合は『胸郭出口症候群』と言う痺れや脱力感を伴う症状が現れる事があります。

腕に痺れや脱力感を感じる場合は上記の症状が潜んでいるサインです。

猫背、ストレートネックの他にも肩が下がって見える『なで肩』、逆に上がって見える『怒り肩』なども肩こりの原因になります。

怒り肩は肩の筋肉の力を抜くことが出来なくなり、筋肉が常に緊張した状態になる為肩こりの原因になります。

筋肉の緊張を取り除き、極力肩に力が入らないように心がけることが重要になってきます。

逆になで肩は肩が下がる為、肩から首に繋がる筋肉が常に引っ張られることにより肩こりの原因になります。

なで肩の主な原因は腹圧の低下することにより、胸郭が下がりることにあります。

この場合、何度肩の緊張を取り除いても下がった肩が戻るわけではないので、すぐに再発してしまいます。

なで肩が原因の肩こりは根本的に改善する場合、しっかりと腹圧を入れ、胸郭を挙上させ肩の位置を正常な高さに戻して保つ必要があります。
 

肩こりは大前提として、巻肩、なで肩、怒り肩を指摘された、ストレートネックと診断された、腕に痺れがある、

腕に力が入りにくい、こう言った症状を抱える方は、ぜひ一度当院にお越しください。

姿勢の評価、指導を行わせて頂き、肩こりを原因ごと解消いたします。

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