腱板損傷、腱板断裂について

腱板損傷、腱板断裂とは肩周辺の症状の中で、四十肩・五十肩と同じ様に肩に痛みや運動障害、夜間痛をもたらす症状です。
症状の違いとしては四十肩・五十肩は関節そのものが拘縮を起こしてしまう事に対し、腱板損傷や腱板断裂ではそう言った拘縮が見られない、動かすことは可能と言った特徴があります。

そもそも腱板とは、肩を構成する棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の総称で、そのうちの一つが損傷、もしくは断裂するものが腱板損傷、腱板断裂と診断されます。
60代の男性に多く発症すると言われ、主に利き手側に症状が現れます。
四十肩・五十肩との違いは、肩を上げていくと関節の中で軋轢音(ジャリジャリと言う感じ)を触知できます。

治療に関しては断裂部分の手術か、保存療法が選ばれます。
保存療法を選択した場合、痛みは引きますが断裂した部分は修復されません。
ですが肩周りには数多くの筋肉が存在します。
断裂した部分を補う為に筋肉を鍛えてあげると、日常動作も特に問題なく送る事が可能です。

当院ではこう言った保存療法を選択した腱板損傷、腱板断裂に対し、どの様に筋肉を鍛えれば良いかをお伝えさせて頂き関節の安定性や運動機能の回復を促します。
腱板損傷、腱板断裂でお悩みの方はぜひ一度当院にお越しください。