変形性膝関節症について3

前回は変形性膝関節症の主な原因は、下腿外旋症候群とお伝えさせて頂きましたが、

今回はその下腿外旋症候群の原因についてお伝えさせて頂きます。
下腿外旋症候群は膝から下の骨(下腿)が外側に捩れる事によって発症します。
原因は主に下腿を内旋させてくれる筋肉の不使用、弱化になってきますが、

もう一つ大きな原因があります。それは捻挫の既往です。

過去に捻挫をした事がある人は、足首の外側に靭帯が引き伸ばされている事が多く、

足首を内側を走る筋肉(後脛骨筋)が短縮したまま伸びれなくなっています。

この状態になると下腿の大きな骨(脛骨)が足首を起点に外側に滑り、下腿全体が外側に捩てしまいます。

これが下腿外旋症候群の原因の一つになります。

過去に捻挫の既往があり、膝の痛みを抱えている方はもしかすると下腿が捩れてしまっているかも知れません。

膝の痛み、変形性膝関節症でお悩みの方は是非一度当院にお越し下さい。