変形性膝関節症について2

変形性膝関節症について、今回はO脚以外のケースについてお伝えします。
変形性膝関節症はまず大きく分けて
普段の使い方、筋肉の衰え、肥満など、様々な原因が重なって発生する「一次性変形性膝関節症」
病気や怪我、関節リウマチなどで変形したものを「二次性変形性膝関節症」と呼ばれます。

多くの方はこの「一次性変形性膝関節症」であり、原因は不良姿勢で、特にO脚が多いと前回はお伝えさせて頂きました。
変形性膝関節症はO脚の他にX脚と呼ばれる変形があり、太ももは内に入っているのに下腿は外を向いているものです。

O脚は大腿骨(太もも)が外向きに捩れ、下腿(ふくらはぎ)も外向きに捩れています。

X脚は大腿骨は内向きに捩れ、下腿は外向きに捩れています。

この様に、大腿骨の捩れは異なりますがO脚もX脚も下腿は外側に捩れています。
その原因として、下腿を内向きにしてくれる(正常な位置に保つ)筋肉の弱化が主に挙げられます。
変形性膝関節症の痛みは、この下腿の捩れによって筋肉、腱、靭帯が引き伸ばされ固まったり他の軟部組織と癒着を起こしてしまい、正常な動きを取れない状態になっているのに、膝を動かそうとするから生じます。

明確な変形をきたしていなくても、自転車や階段の登り降り、日常生活の中でふとした拍子に膝に痛みを感じる方は、もしかすると下腿が捩れた変形性膝関節症の予備軍かも知れません。

当院ではこう言った変形性膝関節症の方々を治してきた実績と技術があります。
変形性膝関節症、原因不明の膝痛でお悩みの方は是非一度当院にお越しください。