グロインペイン症候群
グロインペイン症候群
グロインペイン症候群とは?
サッカー選手や陸上競技の選手など、激しいトレーニングを続けている人や股関節に負担のかかるスポーツ、体の回旋運動が多いスポーツ選手が脚の付け根に痛みが生じることがあります
MRIなどで検査すると鼠径部、恥骨部、内転筋群、恥骨結合、腹直筋…などたくさんの筋肉の炎症が起きていることも多いですグロインペイン症候群は決して珍しい病気ではありません。
例えば皆さんご存知、サッカーの中田英寿選手
中田選手の現役引退の一つの要因にもなったという説もあり、現役中は数年以上にわたり痛みに悩んでいたそうです。
原因は大きく3つ
1.使いすぎ
やはり筋肉は使いすぎると炎症を起こします。
特に股関節に負担がかかるスポーツ選手。
よく走るスポーツ選手がよくなります。
だからサッカー選手に多いんです。
2.筋力不足
これも何となく分かると思うので深堀はしませんがもちろん弱い筋肉は炎症などのトラブルが発生しやすいです。
少し話がズレますが例えばぎっくり腰。
ぎっくり腰ってあれ、弱い腸腰筋がつるからなってるんです。
だから僕はぎっくり腰の患者様でガッツリ腰に刺激を入れるということはせず腸腰筋に刺激を入れ動きをつけ治療をしますがほとんどの方がそれで解決します。
少し話がズレてしまいましたが最後に3つ目
3.柔軟性
股関節の柔軟性はもちろん大切ですがひとつの関節だけ柔軟性を出せてもほとんど意味はありません。
キック動作にしても足首、膝関節、股関節、腸腰筋、ヒラメ筋、前脛骨筋、後脛骨筋など様々な筋肉、関節を使い動かしています。
ですから1つの関節にだけ柔軟性を出しても治療効果は出ないですしグロインペイン症候群が難治症と言われる要因です
実際にグロインペイン症候群の患者様のほとんどは胸椎と腰椎の間にある胸腰椎移行部がめちゃくちゃ固いです。
グロインペイン症候群だけでなく根本的に体の痛みを取ろうと思うと筋肉や関節の連動性を知るということが今後も痛みが出ない体を作る上でも大切なことです。
怪我をしてしまうとほとんどのスポーツ選手が一定期間体を休めると思います
その期間に自分の体について知る事も今後のパフォーマンスアップ、怪我防止には大切なことです。
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