①内臓調整
多くの人は、シンスプリントは筋肉や骨格だけを整えるだけで痛みが取れると考えています。 でも、実際はそうではありません。筋肉以外にも、内臓調整をしっかり行う必要があるのです。 子供でも体を酷使すれば疲れますし、身体に疲労も溜まります。 体に異常がない子であれば、一晩ぐっすりと眠れば身体は元の状態に戻ります。 しかし、シスプリントの特徴は疲労物質などを外に排出する代謝が落ちるなどし、回復力が落ちている状態にあります。 それらをまず「正常値」に近づけることが第一歩になります。
②体のバランスを整える
怪我をしやすい子供の特徴は、身体の使い方が苦手な子が多いです。 これは「運動神経が悪い」=「身体の使い方が下手」というわけではありません。 関節がロッキングしていたり、上半身と下半身の連動性が悪いとバランスを崩しやすくなり、自分のイメージする動きと同じ動きが出来なくなってしまいます。 その状態で無理やり運動をしていると、身体に悪い癖がつき、怪我をしやすくなります。 シンスプリントになる子も同じです。 自分でも気づいていない身体のどこかに関節の可動域低下や連動制の低下が見られるのです。 バランスを整えるような施術した後は、足が速くなったり、跳躍力が上がる等のスポーツパフォーマンスが向上します。 痛みが取れるだけでなく、身体機能も上がるなんて最高ですよね。
③患部の調整
ここでやっと患部の施術に移ります。 内臓調整や身体のバランスを整えておかないと、いくら患部の調整をしたところで、運動をすれば痛みが再発してしまいます。 「治療院で施術した後は痛みが軽くなるが、数日後には痛みがぶり返します。」 これは患部の調整しかしてないことによるものと考えます。 せっかく治療をして改善させても、すぐに元に戻るのは意味ないですよね。 患部の治療が生きるためには①と②を行う必要があるのです。 この3ステップでどれだけ重度のシンスプリントも多くの場合3回~5回で完治に導くことが出来るのです。